あなたの請求書にも載っている!?『燃料費調整額』とは

毎月の電気料金の中に含まれている燃料費調整額、皆さんはご存じですか??
ほとんどの方は燃料費調整額って一体なに?なぜ電気代に加算されているの?と疑問に思われたはずです。
今回はこの謎の多い燃料費調整額についてご説明していきます。
燃料費調整とは
火力発電に必要な原油や石炭などの輸入価格は常に変動しています。
その価格変動に対応するために1996年に導入されたのが燃料費調整制度です。
燃料費を電気料金に反映させることで、電気事業者の経営環境の安定を図ることを目的としています。
経産省の定める算出方法に基づき単価は毎月見直しが行われます。
燃料費調整額の計算方法はこちら⤵⤵⤵
一部を除く大多数の電力会社では大手電力会社と同単価に設定しています。石川電力も同様です。なので燃料費調整額で電力会社毎に安かったり、高かったり毎月の請求に差が出ることはほぼありません。
現在の調整額はいくら?今後の見通しは?
北陸エリアの今月の燃料調整費単価はプラス1.96円。
来月はプラス2.37円。使用電力量が増える冬には上昇して欲しくないところですが、残念ながら燃料費高騰のあおりを受け春ごろまでは上昇し続ける見通しです。
燃料費調整単価はこちらより確認が出来ます。
気になった方はぜひ毎月の請求書で「燃料費調整額」欄もチェックして見てください❕❕