企業理念

philosophy

01

創業者精神

電力業界の新陳代謝を上げ、体質改善を促す起爆剤

未来の視点から現代の電力業界と地域との関わりを振り返る

ずっと先の未来の人々の目に 現代の電力業界の様子は 一体どのように映るのだろうか。
2019年、電力業を営む私は次のように予想する。
きっと経済や技術の側面だけでなく、地球環境や平和などといった側面からも、とても不安定で驚くほど偏ってみえるのではないだろうか…
いつまでそんなことをしていたのだろうか、昔の人は。という呟きが聞こえてきそうだ。

遡って思い返してみると1995年には発電が自由化、2016年には電力小売全面自由化という電力業界における変革を私たちは経験して参りました。私たちは、今まさに時代の分岐点に立たされているのです。

未来の視点から現代の電力業界と地域との関わりを振り返る

このような時代の変遷の流れの中で、私たちは電力業を営む者として常に“クリーンな”電力会社でありたい。そう願います。
“クリーン”が意味するところは、何も電源や発電方法がクリーン(地球環境への負担が低いという意味)である、という意味においてのみではなく、利権の偏りのないクリーン(平等公平で透明性が担保されているという意味)な状態。そして、何よりもこの地域社会に住み暮らす、すべてのあらゆる人々にとってクリーン(誠実であるという意味)である状態。これらが統合され整った組織が提供するエネルギーこそが真のクリーンエネルギーとなり、これが持続可能な社会の実現に寄与するものであると信じているのです。

時代の潮流も去ることながら、私たちは海外のエネルギー先進国の事例に啓発され、これを学び、そこに隠されたレバレッジポイントが『画一的な仕組みから脱却し、それぞれの地域に根差した「地域電力」という仕組み』であることを悟り、石川県では初めての電力会社を立ち上げるに至ったのです。ここで言う「地域電力」とは、大手電力会社や県外資本の電力会社とは区別された、地元で身近に寄り添う電力会社を指しています。私たち石川電力は、ここ石川県に根差し、地域密着で石川県にお住まいのみなさまや事業者さまと共に地域の活性化を目指しております。

「電気は地元の電力会社で」この言葉を広めたい。

石川県から県外に流出している電力マネー規模の大きさを知った時に私が胸に抱いた想いです。これが私の活動の原点となりました。
石川県民のみなさまが県外の電力会社との契約から地元の電力会社に切り替えるだけで電力マネーの大きな流れが変わり始めるのです。私たちがまず初めに目指すところは「石川県民の電気代は、石川県に還元する」ということ。そして将来的には「石川県で作られた電気を、石川県で消費する」という『電気の地産地消の仕組みづくり』。つまり、エネルギーコストの削減と電力マネーの県外流出を阻止することなのです。
このようにして、電力の地産地消が実現されれば、海や陸の豊かさを守るだけではなく、ひいては地域貢献や経済成長へとつながり、地元で働く人々の生き甲斐となることを確信しております。
これに加えて地域のお困りごとに役立てていただく「ふるさと納電」にも取り組んでおります。
これは、石川電力の収益の一部を地域に還元する仕組みのことで、この整備によって、地域活性化の一助となることを期待しております。

「電気は地元の電力会社で」この言葉を広めたい。
「電気は地元の電力会社で」この言葉を広めたい。

私たち石川電力は、
地域のみなさまと想いを共有する
電力会社として
これからずっと先の未来へ向かって
歩んで参ります。

02

Mission

地産地消の仕掛けによる経済・社会・環境の循環システムの構築

私たちは、石川県民の電気代を石川県に還元することによって経済の循環システムを構築します。
これによって、石川県域における産業や暮らしの活性化が促され、新たな雇用が創出され、その相互作用によって社会の循環システムが構築されるでしょう。そして、ゆくゆくはエネルギーの地産地消の仕組みが確立されれば、更にクリーンエネルギーの推進やエネルギー消費に関する消費者意識が醸成され、環境に配慮された生産・消費システムが確立されるのではないかと考えます。
「電気は地元の電力会社で」という言葉に隠された真の狙いは全体最適とも言える循環システムの構築にあるのです。

03

Value

集中型から分散型へ 先導者たる者の自覚

私たちは、地域に根差した電力会社が地産地消の仕組みを作り、そして還元することによって地域を活性化させるという基本姿勢に共感し、ここに集いました。同じ理想を抱き、同じ未来へ向かっているからこそ、個々の潜在能力が充分に発揮され、相乗効果が重なり、組織として大きな流れを生み出すことができています。

これは、私たちの事業である電力事業においても同じことが想定されます。自力で電力を生み出し、使い、そして循環させる。これによって無駄を少なくし、各々が力強く自立し生活する。このようにして、個々が強くなることによって、やがて全体が強固となる。また、個々にできることが増えれば、他の負担が減る。負担が減れば、余裕が生まれまた新たな発想へとつなげていくことができる。

そればかりではなく、昨今様々な分野において分散型へとシフトチェンジが促されているように、エネルギー業界全体も先々そうなっていくであろうことを私たちは切望しています。

私たちは、このありかたを
レジリエンスと呼び、
これを従業員ひとりひとりに定着させ、
育み、更にはこれを応用し、
集中型から分散型の社会構造へ
シフトするパイオニアとして
活動します。

石川電力レジリエンスを形成する10 の素養

石川電力レジリエンスを形成する10 の素養

04

Vision

物心ともに豊かな未来社会を次世代の子供たちへ引き継ぐ

石川県で生まれ育った若者たちが県外へ出て生活をし、特に人口が多い都市部にはヒト・モノ・カネ・情報が集まっていることを実感するのではないだろうか。もしかしたら「石川県」の知名度の低さを痛感するかもしれない。私たちは、その流れを変えたい。

次の世代の子供たちが、地域に誇りを持ち、成長し帰って来たいと思えるような未来の石川県を私たちは実現したいと考えます。
そのためにはまず「物質的に満たされただけでは、心が豊かになる訳ではない」ということを前提とします。
特に私たちはエネルギー事業に携わる者として、いかに便利で快適な暮らしができたとしてもその真価を問い続けなければなりません。そして、その結論として、地域のすべてのあらゆる人々の心豊かである姿が理想として表れるでしょう。そこに込められる想いというのは、まさに私たちが常日頃抱いている理念を具現化しようとする意思に基づき、地域と共栄するのだという願いに立ち返ることでしょう。
私たちは、地域に根差す電力会社として礎を築き、守り、支え、育み、物心ともに豊かな未来社会を未だ見ぬ子供たちへと引き継いで参ります。